篳篥の盧舌(ろぜつ・リード)ができたら、次はセメを作ります。
盧舌本体は葦で作りますが、セメは籐で作ります。

乾燥・煤かけした籐を6~8分割に割り、内側を削って整えます。
二つに曲げて使うので、内側中央の部分に「V」字型の切れ込みを入れます。

籐を少し水で濡らして柔らかくし、盧舌を作るときに使うローソクなどを使って曲がり癖を着けます。


時々二つに曲げて上下から指で挟み、弾力性を確かめます。籐の厚みで弾力性は変わります。厚みがあり硬い方を好む方、薄くて柔らかい方を好む方、奏者によって好みが分かれます。私は中間くらいが好みです。

反対側の端、糸で縛る部分に切れ込みを入れ、縛った後に面と面が平行になるよう、籐の端を斜めに落とし、赤色の絹糸で縛ります。
これでセメの完成です。



